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Q:背景はこれでよいですか? |
A:良くも悪くもありません。 |
あくまで、「自分の納得がいくかどうか」
これがもっとも大切なことです。
自分がよいと思えばそれでいいのです。
納得いかなければ、納得いくように直せばよいのです。
とはいうものの、どうしていいかわからないから聞いているんですよね。
しかし、これに答えられるのは本人だけなのです。
背景の処理にかかわらず、構図においても、それらは決して単独では存在していません。
つまり作者の意図に連動しているのです。
「意図を的確に表現するために背景があり、構図がある。」とするならば
その意図が無い場合や、曖昧なものなら構図も背景も流動的で定まりません。
よって、意図が無いものは良いとも、悪いとも言えないのです。
例えば「500」という数字に対して低いですか?高いですか?と言っているようなものです。
相対的、あるいは比較対照がなければ、全く比べようが無いのと同じなのです。
ではどうすればよいのかというと
これは「1つの例」に過ぎませんですが、
背景に実在するものを描くことで、画面を埋めてやることです。
つまり、曖昧な空間や色を、おくのではなく
何かを見ながら、そのものを実際に描いてやると
良いでしょう。
そうすれば、背景とモチーフとの具体性が同じになります。
試してみてください。
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