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上西竜二の絵画に関する情報を紹介しております。
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◆私の世界観◆

「諦めないこと」と「諦める」こと

自分は偶然にも、多くの事を選択できる状況にいて、
自由な時間が与えられています。

しかし
その自由さ故に、どうしても自分自身と
向き合わなければならなくなってしまいます。

本当は何をすればいいのか、どうしたいのか?

選択肢が増えれば増えるほど
その中で
より良い選択をしようと考えてしまい、
吟味する時間も増えます。


その上
時間の都合上どうしても
他の選択肢を
諦めないといけなくなります。


この「諦める選択肢」が多いせいで
前に進めなくなったり、
保留したり
後回しにしたり、
随分と時間がかかります。


コレが一番の問題で、
選択肢が、たくさんありすぎると
迷って選べなくなります。


選択に時間が掛かり過ぎると、
疲れてしまって集中力が切れて
本来の直感という奴が効かなくなります。

いつも困るのはそこです!


上手くそれを処理するためにはどうすればいいのか?
一度選択肢から外したモノは
振り返らないようにすること?

なるべく二者択一になるように
単純化して決めていけばいいのか?
複雑になり過ぎると
本当に決めるのが大変になります。

そこで、物事をできるだけシンプルに考えることにします。
大きな骨組みや枠組みを
箇条書きの様な形にして
できるだけ余計なものを
削ぎ取ってしまってはどうか?

無駄なものが多過ぎるので
思い切って『諦めてしまう』のはどうか!?

『諦めない』ことは
『諦める』ことと同じくらい重要な事かもしれません。


何度も何度もこの問題と向き合い
毎回確認していますが、
ちょっと油断すると現実に流されては、
それを忘れてしまいます。


流された先が人生の終着点と言うならば、
懸命に泳ぐことで
ほんの少しでも
その進路を変えることが
出来るかもしれません。

漠然とした理想はあるが、
現実からは遠く、
実際に起こる出来事によって流されています。

それに抗う事で
やっと自分の意志で生きている感じがするが、
身に起こる出来事に振り回されないように
自分の理想を追い求めるには、
相当な覚悟と強さが必要で
そう簡単には前に進むことができません。

いっぺんにはできないから、
少しづつ進むしかないのだけど …

本当に自分が望むこととは?
「真実」は一体どこにあるのでしょうか


時折立ち止まっては、
そうやって自問自答を繰り返しています。

やっとの思いで生活してる現実からすると
理想などを考えている暇は無いのだけど、
せっかく絵を描いているのであれば
そんな夢を見てもいいのかもしれません。

むしろその方が自然なのかもしれません。


                            2014

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